芽室町斎場整備基本計画を策定しました

計画の位置付け

　現在の芽室町斎場は、昭和52年度に供用を開始してから42年が経過しています。施設を長期的に利用していくため、必要な維持修繕について年次計画を立てて計画的に実施していますが、経年劣化などにより施設整備の老朽化等が進んでいます。
　また、本格的な高齢社会の到来に伴い、火葬需要の増加が予測される中、近い将来、現在の施設整備では、対応が困難になることが予想されます。

　このことから、平成27年度より、今後の斎場の方向性について、現愛の斎場が立地する場所の地域住民の方との意見交換を最優先に行いながら検討を進め、令和２年３月、斎場の今後の方針を定める「芽室町斎場再整備方針」を策定しました。

　その方針では、将来の財政状況を踏まえ、既存施設の有効活用を前提に斎場再整備を検討することとしたところですが、現在の斎場施設がこれまで耐震診断を実施したことがなかったため、令和２年度、耐震診断を実施しました。その結果、現在の構造体については耐震性があるという診断であったことから、現在の構造体を活用した斎場再整備を進めていくこととし、このたび「芽室町斎場整備基本計画」を策定しました。

整備スケジュール

　現斎場は、施設を長期的に利用していくため、必要な維持修繕についてはこれまで同様、年次計画を立てて計画的に実施していますが、これまで長年行っていない大規模な修繕等も今後行っていかなければなりません。これらの状況も勘案し、斎場整備については、できる限り早期の供用開始を目指して整備を進めていく考えであり、整備に要する財源が確保できた段階で速やかに着手します。

　なお、準備から施設整備の完了までにはおおむね５年程度を要する予定です。

　整備にあたっては、現在の構造体を活用する考えであることから、現斎場を稼働させながら整備を進めていくこととし、整備を行っている間は仮設設備等を活用しながら運営します。
　また、スケジュールや整備内容等について、施設整備を行う地域に対して都度説明を丁寧に行いながら、地域の理解と協力により進めていきます。

　芽室町斎場整備基本計画（本編）(713KB)　　芽室町斎場整備基本計画（概要版）(646KB)