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更新日:2023年02月21日
芽室町地域新エネルギービジョン(以下「新エネルギービジョン」という。)は、芽室町総合計画に基づき、芽室町における多様なエネルギー利用の現状をとらえるとともに、新エネルギーの導入の可能性や、今後のまちづくりと産業振興の方向性についてエネルギー利用の面から、町民の皆さん、地元企業、地元研究機関との協働により検討したものであり、町全体を踏まえた計画となっています。
芽室町の地域特性を踏まえた新エネルギーの導入により、CO2排出量を削減し、地域環境の保全と循環型社会の実現を図ること、農業を軸とした地域産業の振興に貢献できること、地域のエネルギー源の多様化を図ることを考慮し、中長期的な展望に立ってビジョンを策定しました。
芽室町では、2009(平成21)年2月に新エネルギービジョンを策定しました。
本ビジョン策定にあたっては、芽室町内におけるエネルギー利用の実態を明らかにした上で、二酸化炭素排出量の削減目標と新エネルギー導入目標を設定しました。
この目標は、2050(令和42)年度を長期目標とするとともに、2020(令和2)年度を中期目標としています。
新エネルギービジョンでは、中期目標年度である2020(令和2)年度の実績等をもとに、本ビジョンにおける取組がどの程度進んでいるのか、その進ちょく状況を把握するため、芽室町内におけるエネルギー使用量や取組の状況などをまとめました。
新エネルギービジョン進ちょく状況(本編)(1291KB)
新エネルギービジョン進ちょく状況(概要版)(1110KB)
現行の新エネルギービジョンの長期目標では、2050(令和32)年度までに2007(平成19)年度比で二酸化炭素排出総量の60%から80%を削減する目標を掲げています。
それに対し、国の地球温暖化対策計画で示す目標値は2050年までに温室効果ガスの排出を実質ゼロにする脱炭素社会を目指すことを目標とし、北海道においても2021(令和3)年3月にゼロカーボン北海道の実現に向けて策定した「第3次北海道地球温暖化対策推進計画」において、脱炭素社会実現のための施策及び温室効果ガス排出量の削減目標を設定したところです。
現時点において、国や道の削減目標が温室効果ガス(二酸化炭素・メタン・一酸化二窒素など)の排出量を対象としているのに対し、新エネルギービジョンの削減目標は二酸化炭素排出量のみを対象としているなど、削減目標の対象が異なり、比較することが難しい状況にあります。
2020(令和2)年以降、国や北海道が新たな考え方のもとに地球温暖化防止対策を進めているところですが、全国の地方公共団体においても、国の新たな考え方を踏まえた取り組みへと進み始めています。
その中で、国が法で規定している、地方公共団体において策定する地球温暖化防止実行計画のうち、区域施策編については、区域の自然的社会的条件に応じて温室効果ガスの排出抑制等を推進するための地方公共団体における総合的な計画であり、都道府県、政令指定都市および中核市では策定・公表が法律で義務化されていますが、その他の地方公共団体は努力義務となっています。
また、区域施策編は、再生可能エネルギーの導入や省エネルギーの促進、公共交通機関の利用者の利便促進など、幅広い分野において具体的な取組内容を定める計画となっており、本町の自然的社会的状況を捉え、温室効果ガス排出量削減に向けて町全体が取り組むべき内容を具体化していくものとなります。
新エネルギービジョンの中期目標に係る点検・検証の結果や国や北海道の情勢などを踏まえ、目標値の整合性を図った上で、地域新エネルギービジョンの考え方を区域施策編へ融合し、新エネルギービジョンを区域施策編と統合・再編してまいります。
芽室町役場 環境土木課
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