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更新日:2024年05月28日
WHO(世界保健機関)は、毎年5月31日を「世界禁煙デー」と定めています。
厚生労働省では、世界禁煙デーに始まる1週間を「禁煙週間」(5月31日~6月6日)と定め、さまざまな取り組みを行っています。
今年度の禁煙週間のテーマは、「たばこの健康影響を知ろう!~たばことCOPDの関係性~」です。
たばこには5,300種類以上の化学物質と70種類以上の発がん物質が含まれており、脳卒中や心臓病、慢性的な肺疾患、がんなど、命にかかわる様々な病気を引き起こすほか、周りの方の健康にも大きな影響を及ぼします。
芽室町の喫煙率は16.3%※で、国の喫煙率14.0%と比較すると高い状況です。男女年齢別にみると、男性は50~59歳、女性は60~69歳の年代で、喫煙率がもっとも高くなっています。
※令和5年度国保特定健診受診者(令和6年3月時点)
喫煙と関連するがんは肺がんと思われがちですが、ほとんどの部位の原因になると言われています。がんだけではなく、脳卒中や虚血性心疾患、慢性閉塞性肺疾患(COPD)、糖尿病、妊娠周産期の異常、歯周病など、さまざまな病気の原因になります。
早く禁煙をすればするほど、寿命を取り戻すこともできます。
禁煙の時期 | 喫煙を続けている人と比較したメリット |
---|---|
30歳頃 | 寿命が約10年長くなる |
40歳頃 | 寿命が9年長くなる |
50歳頃 | 寿命が6年長くなる |
60歳頃 | 寿命が3年長くなる |
生命にかかわる疾患の発症後 |
心臓発作の発症後に禁煙すれば、次の心臓発作が起こる可能性を 50%低下させるなど、迅速な効果がある |
(参考:国立がん研究センター がん情報サービスより)
また、禁煙することで、肺機能の改善、発がんリスクが低下することも明らかになっています。いくつになっても、禁煙が遅すぎることはありません。
自分のため、家族のため、周囲の人のために少しでも、「やめてみようかな・・・」と思ったなら、今すぐ禁煙にチャレンジしましょう。禁煙にチャレンジする場合には、禁煙外来の利用をお勧めします。一定の条件を満たせば、医療保険の適用になります。
望まない受動喫煙を防止するために、平成30年7月に改正健康増進法が成立し、令和2年4月1日に全面施行され、受動喫煙対策が強化されています。
北海道では、国の動きや、成人喫煙率や肺がんの死亡率・罹患率が全国よりも高いといった道の状況を踏まえ、令和2年3月に「北海道受動喫煙防止条例」を制定し、すべての方に望まない受動喫煙を生じさせない「受動喫煙ゼロ」の実現を目指し、道、道民、事業者および関係団体がそれぞれ責務の下、協働しながら道民運動として、受動喫煙防止対策を推進することとしています。
望まない受動喫煙から守るためには、すべての方々に受動喫煙に関する正しい知識を持っていただくこと、必要な受動喫煙防止対策を講じていくことが重要です。
北海道では、北海道たばこ対策実施要綱に基づき、北海道のホームページ(北海道受動喫煙ポータルサイト)やほっかいどう健康づくりツイッターにより、受動喫煙に関すること、喫煙が及ぼす健康への影響について情報提供、情報発信を行っています。
🌼北海道受動喫煙防止ポータルサイト http://www.pref.hokkaido.lg.jp/hf/kth/jk/top.htm
🌼ほっかいどう健康づくりツイッター https://twitter.com/Hokkaido_health
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