芽室町下水道中期ビジョンの策定にあたって

策定の趣旨

下水道は、人間が生活し活動する上で基本的な都市施設であり、下水道の本来の目的は、(1)公衆衛生の確保と生活環境の改善、(2)浸水の防除、(3)公共用水域の水質保全である。

下水道管は地中に埋設されており、浄化センターは遠く離れていることから、普段、私たちは下水道を身近に感じることは無いが、下水道の恩恵は毎日受けており、日常生活において無くてはならない公共サービスとなっている。

近年においては、下水道の本来の目的に加えて、人口減少や少子高齢化による社会環境の変化への対応、下水道としての地域社会への貢献が求められている。そのため、省エネルギーや低負荷等の自然に配慮した施設及び、安全・安心して使える施設への機能強化を検討する必要がある。

しかし、地方財政は厳しい状況にあり、下水道事業として安定した経営は、事業継続のために必要不可欠なものとなっている。

以上より、芽室町下水道中期ビジョンでは、芽室町公共下水道事業が求められている役割を果たすために、経営状況等を勘案して実行可能な施策を選択し、計画期間10年間で達成するべき目標を設定した上で、目標達成に必要な具体的施策を位置付けるものである。

芽室町水道中期ビジョンの概要などの詳細

files/memurotyoutyuuki.pdf