11月15日、16日にかけて芽室高校の先生が、芽室中学校で3年生に向けて数学の授業を行いました。
教壇に立ったのは芽室高校2年生の副担任である菅野和明先生。
「教員になって、中学生が高校にきてくれて授業をすることはあっても、中学校で授業をすることは初めて」とのことで、「中学生の皆さんも高校の授業と聞いて身構えていると思うので、少しでも親しみを感じてもらえるよう意識しました」とお話しくださいました。
取材日は、少し前に習った2次方程式について、高校入試の過去問をもとに高校の先生目線で教えていく内容で、生徒からも「わかりやすかった！」と好評でした。
芽室中学校では今回をきっかけに数学以外の科目にも広げていきたいとのことで、受験に向けてのモチベーションアップや、進学後の高校生活をイメージしてもらったり、地元芽室高校に進む生徒がいれば、習ったことのある先生への安心感が生まれるのではないかと期待を込めます。
また、コロナ禍で授業のデジタル化も大きく進んでおり、タブレットPCをデジタル黒板に映し出しながら、2次関数のグラフy=ax2（二乗）のaの値が変わればグラフの開きも変わっていく様子が視覚的に映し出されるなど、広報担当としては自分の時代を振り返り、おもわず「わかりやすくて、うらやましい」とうなずいてしまいました。