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更新日:2023年12月01日
広報すまいる12月号特集にあたり、LINEで皆さまにアンケートを実施しました。ご協力いただいた皆さま、ありがとうございました。
最終的には143件の回答をいただき、うち半数以上の方が「この一年の間に、特殊詐欺と思われる手紙・メール・電話を受けたり、インターネット広告を見かけたことがありますか」の設問に「ある」と回答。
詐欺の予兆電話やメールが思ったより日常的に皆さまに届いていること、報道に出るような詐欺被害が他人事ではないことが分かりました。
「ある」と回答された方の年齢層を見ていくと、次のとおりとなりました。
絶対数の差があるので多少の偏りこそありますが、30~50代の方宛にも特殊詐欺の予兆電話・手紙、メールやLINEメッセージが来ていることが分かりました。特殊詐欺=オレオレ詐欺、高齢者が被害に遭うイメージがありますが、そうではありません。近年の特殊詐欺は手口が更に巧妙化しており、20~50代の被害も拡大しているようです。
詐欺の防止第一歩は、身近な方からの声かけです。以下に寄せられた事例情報を掲載しますので、家族、友人、職場内で情報を共有し、啓発にお役立てください。
税金の未払があるというハガキが届いた。怪しいと思い電話確認したが、相手が途中で電話を切った。
(50代女性)
携帯電話料金に未払いがある。そのままにすると延滞金がかかるから連絡するように、とのハガキが届いた
(70代~男性)
おかしな番号から電話があり、出ると「NTTファイナンスです。未払いがあるので、法的手続きをします」と自動音声が流れた。オペレーター対応希望で電話を押すと男の人が出て、本人確認をするといわれた。改めてこちらから電話し直したい旨を伝えると、オペレーターの男の人が怒り出した。不審に思い通話を切り上げ、その後家族に相談。やはり詐欺だった。
(40代女性)
架空請求・フィッシング詐欺の手口は年々巧妙化しており、役場や公的機関、大手通信会社などを名乗るケースもあります。自動音声で『法的措置』などと言われ気が動転してしまい、個人情報を教えてしまうことも。怪しい番号からの電話には出ない・個人情報を教えてしまった場合は速やかに警察にご相談ください。
「NTTファイナンス」をかたった不審なSMSや訪問及び自動音声による電話にご注意ください
知らない人に、勝手に投資の情報交換を目的としたLINEグループに登録されていた。怪しいと感じ、ブロックし通報した。
(60代男性ほか多数)
通報すると、LINE社で調査が行われます。なお、通報したことは相手ユーザーには分かりませんので、ご安心ください。
友だちをブロック/ブロック解除する方法(LINE公式サイト)
KDDI(au)を名乗る電話があり、パスワード自分の名前等を教えてしまった。後日auに電話すると、かかってきた電話は偽者だったことが分かり、自宅の固定電話、Wi-Fi通信機器を交換、auパスワードを変更することになった。固定電話にもいろいろな勧誘電話がかかってくるようになり、固定電話を廃止。スマートフォンに替えることに。
(60代男性)
知らない電話番号から「還付金が出るから、銀行に行ってほしい」と言われた。
(50代女性)
資産状況を聞こうとする電話があった
(70代男性)
KDDIとは関係ないにもかかわらず、KDDIやKDDIの代理店または工事店を名乗り、電話料金の集金に訪問したり、宅内工事などを装って、工事料金と称して現金を要求するといった悪質な行為が発生しています。お客さまにおかれましては、くれぐれもご注意いただきますようお願い申し上げます。
(KDDIのサイトより引用)
KDDIやKDDIの代理店/工事店をかたった悪質な行為について
KDDI、auを名乗るキャンペーンの電話がかかってきた。本当にKDDIからの電話ですか?
個人情報を教えてしまうと詐欺業者内で情報が出回り、怪しい電話が繰り返しかかってくるようになるケースもあります。たとえばNTT東日本では、詐欺被害防止のため無償で電話番号を変更するサービスがあります。相次ぐ不審電話にお悩みの際は、ご検討してみてはいかがでしょうか。
さまざまな迷惑電話対策を試しても解決しない場合は、現在ご利用中の電話番号を変更する方法があります
お金配りに当選したので電話がほしいというメールが届いた。また、荷物を届けたが不在だったから連絡してくださいというメッセージがきた。URLが通販会社のものではなかったので無視した。
(40代女性ほか多数)
通販会社から「自動引き落としが出来なくなったので、口座を再設定してほしい」とメールが来た。メールアドレスが通販会社のものではなかったので、受信拒否設定した。
(70代~男性ほか多数)
不審メールに関しては、今回のアンケートで約40件もの意見が寄せられました。多かったものを分類すると、以下のとおりです。
偽の通販サイトにログインしてしまうと、クレジットカードを不正利用されるおそれがあります。手口が巧妙化しており、公式サイトそっくりのURLなので、騙されてしまうケースもあるそうです。偽サイト上でクレジットカード番号を入力してしまった場合は、すみやかにカード会社に連絡し、利用停止手続きを行ってください。
フェイスブックで知らない外国人から友達申請があり、その後LINEを交換した。「プレゼントを受け取ってほしい」といわれ、送料の清算名目で運送会社を名乗るものから連絡があり、お金を振り込んだ。その後警察に相談したところ、ロマンス詐欺であったことがわかった。
(70代~男性)
FacebookやInstagramを入り口とした国際ロマンス詐欺は相手が海外在住のケースも多く、被害に遭うとお金を取り戻すのが難しいといわれています。LINEやメッセージアプリに移行してやりとりをしようとする、親密になると投資を勧めてくる、プレゼントを贈りたいという名目で個人情報を詐取しようとする特徴があります。
少しでもおかしいと思った時点で周りの人に相談する・類似の事例がないか検索エンジンなどで調べる・警察相談専用電話#9110への通報など検討してみてください。
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