内容

以前「香害」について投稿しました。その後今日まで、更に悪化している日々に落胆しています。本日、整体の案内のチラシがポストに入っていました。そのチラシから物凄い柔軟剤の臭いがしていました。紙は匂いを吸いやすいものです。最近ではお札にも柔軟剤の臭いがついているほどです。使用している人はもはや気づかないことだと思います。
毎日同じ匂いを嗅ぐと、鼻がマヒするそうです。香りが長持ちするような柔軟剤、消臭剤には「刺激性・毒性」が強いものが主成分で入っているということを知っている人がどれほどいるでしょうか。CMでやっているから、好きなタレントが宣伝しているから、安く手に入るからなど、何も考えずに、成分も見ずに購入していないでしょうか。体にも環境にも悪い成分を、自分の家族に使用していることを考えてみてください。
庁舎、郵便局、病院、スーパー、人が多くいる場所には柔軟剤や、洗剤の抗菌、防臭成分、コロナのためのアルコールや除菌スプレーなどの酷い臭いが充満しています。郵便物、宅配便にも臭いが移っているし、それを配達する人からも柔軟剤の臭いがしています。化学物質過敏症になると本当に大変です。私は最悪息ができなくなり、苦しい思いをしました。外出も買い物も、最低限しか行けなくなりました。健康も損なうし、生活も変わってしまいます。
体調が悪くて病院に行っても、働いている人や患者さんからも酷い柔軟剤の臭いでさらに具合が悪くなり、郵便局もなるべく息をしないようにササっと出てきます。もう臭いから逃げられない環境です。どれだけ言っても、自分の身に降りかからないと、きっとわからないと思いますが、未来の自分にいいことをしてあげてほしいと、切に願います。
今一度、自分のコトだと思って自分で調べ、考えることをしてみてはいかがでしょうか。新庁舎は、是非新しいカシワの木の香りのままでいてください。そして環境について、もう少し深く考え、問題提起してほしいです。

内容

　この度はご意見いただき、ありがとうございます。
　日常生活の中で、香りつきの柔軟剤、合成洗剤、除菌・消臭剤などがよく見かけるようになりました。香りの感じ方は個人差が大きく、同じ香りでもある人にとってはよい香りと感じる一方、他の人にとっては不快な香りとなることがあります。また、不快感だけでなく、頭痛・吐き気・せき・思考力低下など様々な身体的・精神的な症状を発する方が増えてきているといわれています。
　化学物質に溢れている現代では、化学物質を完全に避けて生活することは難しく、社会生活が制限されることに直結するため、個人の嗜好というだけに留まらない問題があります。
　そのため、身近に化学過敏症の人がいるかもしれない、自分自身や家族がなるかもしれない、ということを認識していただけるよう、広報やホームページ等を通じて情報発信をしていきます。