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受理番号
182
受理日
令和2年12月22日
分野
産業観光[農林畜産業]
発信者
男性
内容
本年も芽室町において農作業中に死亡事故が発生しました。 このような事故を少しでも減らすために、トラクタにバックアラームを取り付ける方に対する農家の方への助成事業を提案いたします。 トラックなどでは後退時にバックギアが入ると連動して、最初から装着されたバックアラームが作動するようになっています。 しかしトラクタではメーカーで若干異なりますが、バックアラームは装着されておらず、基本的には後付け対応となります。 特にポテトハーベスタやビートハーベスタなどを付けた場合には、トラクタのオペレータから死角となるエリアが大きくなり、以前から死亡事故が数多く発生しています。 農家の方でバックカメラを利用されている事例もありますが、依然として死角となるエリアが残っています。このため、バックアラームで周辺の作業者に注意を喚起するシステムも必要となっています。 またバックアラーム導入についての助成事業については、農家の方の安全意識を高めるきっかけになると思います。
回答日
令和2年12月29日
回答者
農林課農産係
内容
本町における農作業事故防止の取組については、関係機関との連携により進めているところであり、町としましては、毎年開催しております「GAP研修会」において、労働安全に関する講義を実施し、また、JAにおいても広報誌(4月号~11月号)、全戸FAX及び広報車による事故防止の啓発活動を実施しているところであります。
更には、国、北海道などにおいても、農作業事故防止のための様々なマニュアルや啓発資料が配布・周知され、農業機械メーカーにおいても、農業者向けの製品説明会の開催などを通じて、農業機械の安全な使用方法の周知活動に取り組んでいただいております。
ただ、そういった取組は進められておりますが、多種多様な作業機械や作業行程、天候や場所という条件にも左右される農作業事故を防ぐためには、作業に従事する一人ひとりに高い安全意識を持っていただくことが最も重要と考えております。
現時点においてバックアラームの取り付けに対する助成を行う予定はありませんが、これまで同様、関係機関との連携・情報共有を図りながら、引き続き、農作業事故防止の啓発に努めてまいります。
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