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役場からの情報

  • お墓のあり方について

投稿内容

受理番号

012

受理日

令和2年4月20日

分野

暮らし[施設]

発信者

30代女性

内容

芽室町在住の30代主婦です。
小学中学の娘が2人おります。

母方の祖父→帯広市のお墓。
父方の祖父母→大樹町のお寺。
に納骨されており、春秋の彼岸&お盆に親戚一同とお参りへ行っています。

義理の実家は根室市なので、時々帰省した際に行く程度なのですが、子供も部活動等で家族皆の休みが合わなくなったりと、ライフスタイルが少しずつ変化してきた中でお参りに行きながら、自分のお墓について漠然と考える様になりました。

大樹のお寺は非常に古く暗く、カビ臭く、昔ながらのどこにでもある昭和感たっぷりのお寺。
納骨堂は無暖房で、非常に寒いです。

帯広・根室のお墓の方は、勿論舗装などされておらず砂利道。
高齢社会の事など想像すらされていない造りが、今の日本のお墓のスタイルですよね。
車椅子生活になってしまったら、お墓参りは行けないと思います。

春の彼岸時は、長靴を履きスコップ持参です。
他の霊園がどうなのか知りませんが、どこも、それぞれ自分達の墓石の前しか除雪はしていません。

別に年3回も無理して行かなくても良いとは思うのですが、どちらにしても、あぁいった環境下にある場所へのお参り自体が年頃の子供達も嫌がる様になり、私も感じる事が増えてきました。

●きれいな屋内納骨堂の様に、先祖代々の故人へのお参りがもっと清々しい気持ちになれないものか…

●娘だけとは言え、自分達は子供に迷惑をかけたくない…

時代の流れでお墓も過渡期になって来ているのかも…
そんな事を思っていた先月、Eテレの「デザイントークス プラス」という番組で、今までの形式にとらわれない新しい【弔い】のかたちを特集した内容が放送されていて、夫婦で衝撃を受けました。

一級建築士で墓地設計家という<関野らん>さんが手掛けた新しい墓地達が画面いっぱいに広がり、現代人のライフスタイルに溶け込みやすい感覚で、墓地のイメージを払拭する物凄いインパクトに感動しました。

墓石は1つもなく、四季折々の景色が楽しめる豊かな自然環境で、まるで森の中の公園にいるかの様な爽快感や開放感が、芽室町のランドマークとも言える嵐山とリンクしてしまいました。

●地方から都市部への移住者、その逆もまた然り、先祖代々のお墓を受け継ぐのが困難になり、お墓の引越の改葬をする人達。

●宗教離れの流れもあり、従来の墓石形式に疑問を持ち、樹木葬・散骨葬を選ぶ人達。

関野さんの手がける墓地は、こういった現代の問題である維持管理や継承者を必要とせず、宗教問わず誰もが入れるお墓として人気なんだそうです。

【終活】というワードが流行している様に、今は自由に自分でお墓を選ぶ時代です。
住まいがライフスタイルに合わせて、タワマン・戸建・田舎での生活等色んな形がある様に、お墓も、好みやその場所の特性等、多様化が進んでいるとの事。

LGBT・不妊治療・養子縁組・子供を持たない…
血縁・地縁だけではない関係性も重視され、家族の在り方も今は変わっていたり、夫婦やパートナーとの関係も変化しているこの御時世です。

生き方死に方のニーズというか、死を隔離しない生の連続性がコンセプトになっている関野さんのデザインの、メモリアルパークの様な素敵な空間が、この芽室町にもできたらいいなぁと番組を見ていて感じました。

私は今の所、樹木葬希望なのですが、残念ながら十勝にはそれすらできる場所もありません。
合同納骨塚はいかにも墓といった感じですが、樹木葬できる空間だとか、関野さんのデザインの様な場があったら、管内管外から幅広い世代の老若男女が芽室町へ訪れてくれると思います。

道の駅も無い芽室町ですし、生と死が共生できる新しい弔いの憩いの場みたいな斬新な所ができれば、世代をこえて芽室町の名が豊かに続いて行くのではないでしょうか。

《関野らん 墓地設計家》で、是非とも検索してみて下さいm(__)m

回答内容

回答日

令和2年4月28日

回答者

住民生活課生活環境係

内容

町では令和元年度、町内の霊園・共同墓地を使用している方に対してアンケートを実施し、今後の墓地管理のあり方や合同納骨塚の設置に向けた考えについて御意見を伺いました。

その結果、現時点においては設置の方向に至っていませんが、町としても少子高齢化等の問題から、墓地の承継等については次世代に向けた課題であると考えており、今後においても都度、調査を実施しながら、その必要性について検討・判断していく考えです。

今回いただきましたお墓の形態や考え方は、今後、合同納骨塚・合葬墓が具体的な検討に入った際、御意見の1つとさせていただきます。

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