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役場からの情報

現在地

  • コロナ後の芽室町の観光客誘致施策試案

投稿内容

受理番号

241

受理日

令和4年1月25日

分野

産業観光[観光]

発信者

男性

内容

現在、コロナ禍の影響で観光客を積極的に誘致する環境にはないと思うが、コロナ後の誘致策として公共のオリジナルカードの政策を提案する。このカードは、現地に行って申し出ると、一人につき1枚ずつ配布するもので「現地に行かなければ手に入らない」というところが眼目である。 
芽室町に関するカードとして十勝管内19市町村(+「コンプリート賞」・十勝圏複合事務組合) が行っている『北海道キャラクタカード』がある。9月30日現在で、6市町村で配布が発行数に達し終了した。芽室町はまだ余裕がある段階であるが、カード集めのため一定数の観光客が芽室を訪問したと思われる。このような公共カードを観光客を呼び込むグッズとして利用してよいのではないかと思う。 
〇考えられるカード
現在一般的な公共カードとして知られているのは「マンホールカード」と「ダムカード」である。
マンホールカードは全国607団体837種類のカードが発行され、累計約770万枚が発行されているという。北海道でも51種類が発行されており、その中でも十勝管内では陸別・足寄・帯広・音更の4市町村で発行されている。
芽室町内のマンホールにはゲートボールを意匠したものがあるのでこれを活用したマンホールカードを作成することは可能であると思う。 (大小2種類セットで 「設置地図」を用意すれば町内回遊ルートを設定できる。 また、カラー化や新デザインを募集するなどのイベント的とりくみを付加することもよい)  
また、時折各地で開かれるマンホールカードサミットでは、数千人規模の参加者が訪れるという。
ダムカードも毎年のように発行種類を増やし、公式カードだけでも600種類を超える。北海道では公式カード 44種類、非公式 (治山ダムカード) 30種類の計74種類が発行され(非公式カードはほぼ配布終了。3月末ですべて配布・スタンプ終了)、十勝管内では活込ダム、屈足ダム、札内川ダム、佐幌ダム、十勝ダム、糠南ダム、 糠平ダムの公式7ダムと東山地区No1床固工、カラマンベツ沢No1床固工のふたつの非公式カードがある。 
芽室にも美生ダムがある。建設に関わっては異論もあり、建設効果に疑問の声もあるが規模においても形式に おいても他のカード化されたダムと遜色ないと思う。道内で農林水産省直轄ダムのカードは大タ張ダム(配布終 了)と川端ダムの例があり、北海道開発局との協力で発行の可能であると思う。
架け橋カード  道内31の道路橋のカードで、十勝管内では十勝大橋と茂岩橋のふたつが発行されている。町内にも祥栄橋、芽室大橋、大成橋など多くの橋梁があるが、橋梁工学で特徴的なものがあれば発行可能と思う。河川橋だけでなく高架橋、架道橋、跨線橋まで範囲を広げれば「現代工学の粋」の橋があると思う。 
JR線の芽室跨線橋の拡幅工事では、いったん外した橋げたを再利用することが報じられたと思う。国道の芽 室橋、美生橋拡幅工事でも何か特徴があったかもしれない。新生橋は橋脚洗堀で補修工事を重ねた。工事の検討過程も工学的価値があるかもしれない。上美生橋をはじめ、2016年の台風で流出した橋の復旧工事でも新しい知見に基づく設計があるかもしれない...など。 
その他カード化が考えられる素材 
芽室遺産カード 新得町では「新得文化遺産カード」種類が発行されている。 芽室でも「芽室遺産」をカード化して配布することは芽室の魅力発信にも役立つ。 
先人カード 一部現在でも配布が続いているカードだが、開拓の歴史や先住民であるアイヌの文化継承者、新  しい文化の創造者等をカードにしたである。その芽室版と言えるようなカードを作成すると郷土学習にもなる。 
その他、消防カード、土木遺産カード、ジオパークパークカードなどがカード化された(現在まで継続中のものもある)。カード化のアイデアそのものを募集する企画もあると思う。 
配布箇所について 
これらのカードの配布場所は、役場や道の駅(芽室にはないが)、観光案内所的な場所で配布されることが多い  (ダムカードは管理事務所が多い)。芽室でも役場以外にも観光物産協会(キャラクタカード配布中)、まちの駅、新嵐山荘などに委託できるし、個人商店等で希望があれば委託してよい。 
更に、町として来町する取得者に対し特典として町内での購買・飲食等に使える割引券を付ければ町内業者の 振興も図ることができる。 
JR入場券・記念切符 現在芽室駅で「北の大地の入場券」が発売中(十勝管内では新得、十勝清水、芽室、帯広、幕別、池田、豊頃、浦幌の8駅で発売。全道では82駅)で、以前には「JRわがまち入場券」(管内は同じ全道101駅)があった。また帯広駅と新得駅では「キハ40入場券」を発売していたこともあった。それぞれ来訪して取得する人が相当数いた。(郵送による取得者もいたが)JRと共同で独自の入場券や記念切符 (開駅123年で特に記念とも言えないが。要望している「おおぞら」の停車増が実現したら使えるかも) の発売ができないだろうか。同様に郵便局とのタイアップ企画で記念切手シートはどうであろう。駅や郵便局の現体制維持にも資すると思う。
マンホールカードの作成経費
管理する下水道広報プラットフォームによれば、1ロット(2000枚) あたり4万円 (税別) である。 (2019年3月19日現在)

回答内容

回答日

令和4年2月3日

回答者

魅力創造課魅力発信係

内容

 各種カードを活用したコロナ後の観光客誘致策についてご提案ありがとうございます。
 今回ご提案いただいた中では、マンホールカードについては情報を収集した経過はございますが、他の様々なカードによるアイデアは、はじめてお聞きした部分もございますので、それらの効果等を研究しながら、今後の観光客誘致策を検討する際の参考にさせていただきたいと思います。
 新型コロナウイルス感染症をはじめ、時代の移り変わりとともに、観光のあり方も変わってきており、様々な切り口から観光振興を模索している状況ですので、今後もこのような観光関連のご提案をいただけると幸いです。

お問い合わせ

芽室町役場 政策推進課
TEL 0155-62-9721(直通)
〒082-8651 芽室町東2条2丁目14

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