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役場からの情報

現在地

  • 差別に対する町、教育委員会の取り組みは

投稿内容

受理番号

365

受理日

令和6年3月18日

分野

①行政②教育[①行政全般②教育]

発信者

50代男性

内容

こんにちは。
アイヌのことを調べていたら、STVのYoutube動画を見つけました。
最近放送されたのではないでしょうか。
差別にあった場所として、町内の学校の名前が出てきました。
ないとはいえないとしてもショックです。
町や教育委員会として、どう受け止めているのでしょうか。
何か対応されたのでしょうか。
対応が必要ではないでしょうか。
またアイヌ問題に限らず、現在差別についてどう取り組んでいるのでしょうか。

回答内容

回答日

4月24日

回答者

教育推進課教育推進係

内容

このたびのご指摘の内容は、2024年3月14日に放送されたSTV NEWS(どさんこワイド)『「アイヌのくせに」つらい過去の体験 根強く残る差別 負の歴史伝える女性の思い』(9分)がYoutubeで視聴でき、その中で取りあげられている56歳の女性が、幼少期よりアイヌ民族であることを理由に差別を受けてきたと訴え、中学生の時に書いた作文の中で「芽室中学校で差別を受けた」と記載されているものです。
この作文は1981年頃に書かれたものと推測され、あってはならないことであり、たいへん心痛むものでありますが、時代の変遷、法整備等を経て、現在の芽室町においては同様のことが起こらないよう、教育委員会や各学校において、いじめ防止対策推進法等に基づき、組織的な対応をするとともに、すべての学校で、児童会や生徒会が中心となったいじめ防止の活動も行っています。
さらに、2019年にアイヌの人々の誇りが尊重される社会を実現するための施策の推進に関する法律が成立し、2020年にウポポイ(民族共生象徴空間)が設置されるなど、アイヌ文化の理解促進が全国的に取り組まれていることも踏まえ、芽室町においては、小学校社会科3・4年生地域学習のための副読本「めむろ学」の中で10ページに渡りアイヌ文化を紹介し、全児童がアイヌの文化や歴史について学ぶ機会を設けております。また、その際に帯広百年記念館を見学したり、多様な副教材を使用したりして学ぶ学校もあります。また、上美生小学校においては、令和5年度「北海道ふるさと教育・観光教育実践事業」指定校として、アイヌ民族の方から料理を教わる学習も行ったところです。
さらに「人権教育」について、学習指導要領においては、「他者と共によりよく生きるための基盤となる道徳性を養うこと」や「人間尊重の精神」「伝統と文化を尊重」などの育成に特に留意することとされており、すべての学校において教育活動全体を通じて人権教育を推進しています。加えて、町が人権擁護委員と連携して実施している人権教室を開催したり、人権作文コンテストへの応募をしたりしております。
今後もこれらの学習を進めながら、いじめや差別のない学校教育の推進に努めてまいります。
(教育推進課教育推進係  電話62-9729 Email k-gakkyou@memuro.net)

お問い合わせ

芽室町役場 政策推進課
TEL 0155-62-9721(直通)
〒082-8651 芽室町東2条2丁目14

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