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庁舎開庁時間 8時45分~17時30分
受理番号
010
受理日
令和5年4月10日
分野
産業観光[農林畜産業]
発信者
60代男性
内容
近所を流れる川沿いに生の堆肥が積み上げられており、条例で決められた保管方法が守られていない農家が複数見受けられます。川の水もかなり澱んだ色をしています。土壌への浸透液を川へ流す意図が明白であり、農協や十勝振興局などと協力しての行政指導が必要なのでは無いでしょうか?数年前の台風では、下流で溢れた川の水が住宅地に浸水し、知人の住宅地に溢れた土砂を取り除くために手伝いに出向いた際の悪臭はひどいものでした。もしも井戸などを掘っている家庭があれば深刻な健康被害が予想され、過去には管内で騒動があったはずです。知ってか知らずか中学生や家族連れが積み上げられた堆肥のすぐそばでニジマス釣りをしています。何かあってからの対応は無責任に思えます。調査、指導を実施して欲しいです。
回答日
令和5年4月19日
回答者
農林課畜産振興係
内容
情報提供ありがとうございます。
ピウカ川沿いのご指摘のありました地点を実際に調査しましたが、畜産農家の所有地で家畜ふん尿をそのまま保管しているものではなく、畑作農家の畑で、発酵済みの堆肥および、農業残渣を堆積しているものであることを確認しました。そして、今の時期は農作物の作付け前で、畑の耕起に合わせて堆肥を散布することから、一時的に保管しているものであると考えます。
本町農業における堆肥の利用については、化学肥料、農薬等の使用による環境負荷の軽減に配慮した健康な土づくりによる持続的な循環型農業を目的として、堆肥等の有機質肥料の活用を行っています。
このことから「家畜排せつ物の管理の適正化及び利用の促進に関する法律」の取り締まり対象ではないことを、ご理解願います。また、町では十勝総合振興局と共同で、年1回、同法に基づいた畜産農家への立ち入り検査を実施しており、不適切な管理があれば指導・助言を行っております。
今後も関係機関と協力し、環境に配慮した家畜ふん尿の適正処理を指導するとともに堆肥散布の注意点等を周知してまいりますのでご理解願います。
町ホームページでの周知は、「農地への堆肥散布について」に掲載しています。
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