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受理番号
154
受理日
令和5年10月4日
分野
産業観光[観光]
発信者
50代男性
内容
新嵐山スカイパークの清算について、連日報道されていますが、これまでどれだけの経営努力がされてきたのでしょうか。危機的状況の大きな原因として、新型コロナの流行をあげていますが、根底には町並びにめむろ新嵐山㈱の問題意識の低さ、無責任さがあると思います。毎年の決算で経営状況が明確になるはずであり、これほどの状況悪化に至るまでに何らかの策を講ずることができたはずです。問題をここまで放置して、補助金を交付する案など言語道断です。税金は町民のために正しく有効に使用してください。ここまで問題を大きくした町長、副町長(社長)、めむろ新嵐山㈱の役員はしかるべき責任を取るべきです。
回答日
令和5年10月16日
回答者
魅力創造課(新嵐山再生担当)
内容
この度は、皆様に多大なるご迷惑とご心配をおかけしておりますことに対し、お詫び申し上げます。
指定管理者として新嵐山スカイパークを運営する第三セクター「めむろ新嵐山株式会社」は、令和2年度から4年度までのコロナ禍の影響に伴う売上減少が要因で資金繰りがひっ迫し、債務超過に陥りました。そのため、令和6年3月末に会社清算を目指し、過年度分の委託料と売上実績のかい離分を支援金として補助するため、9月21日の町議会において補正予算案として提案しましたが否決となったことから、運営するめむろ新嵐山株式会社は10月10日を以て事業停止となり、これを受けて町ではスキー場を含めた今シーズンの営業を休止することとなりました。
ご意見いただきました経営努力という点では、これまで町と運営会社と協議の上、事業の屋台骨である宿舎事業の収入不足に対する方策として、令和3年度から比較的コロナの影響が少ないキャンプなどのアウトドア事業に着手するとともに、スキー事業では運営会社の自主事業としてスキーレンタル事業を手掛けるなど自主財源の確保に努めてきましたが、予想を上回るコロナの長期化により宿舎事業の収入不足を補うまでには至りませんでした。その上で委託料のかい離やコロナ禍の影響だけではなく、経営状況に対する町の見通しの甘さや会社としての経営責任があることは、ご指摘のとおりであります。
今回の休業決定は、新嵐山の魅力や資源を無くそうと決めたわけではありません。今後も町民をはじめとした多くの皆様と意見交換や協議の場を設けながら、新嵐山の在り方について検討してまいります。
芽室町役場 政策推進課
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