内容

めむろスキー場は今シーズンは休止も、新嵐山スカイパークとして、今後再生を模索していると、町議会からの説明を聞きました。
めむろスキー場のリフトは１シーズン、まったく動かさないと、動かなくなってしまうという話を聞きます。この冬、まったく動かさないと、再開しようとした時には、リフトは使えないということになります。リフトの架替えには億単位のお金がかかるのではないでしょうか。
その予算は組めるのでしょうか。
スキー場を再開できるように、休止している間の設備の維持管理をしっかりして頂きたいです。その予算はつけて頂きたいです。
そういうことを考えると、やはり、この冬もスキー場を少しでも、やって頂ければ、なお良いと思います。

内容

　この度は、皆様に多大なるご迷惑とご心配をおかけしておりますことに対し、お詫び申し上げます。

　指定管理者として新嵐山スカイパークを運営する第三セクター「めむろ新嵐山株式会社」は、令和2年度から4年度までのコロナ禍の影響に伴う売上減少が要因で資金繰りがひっ迫し、債務超過に陥りました。そのため、令和6年3月末に会社清算を目指し、過年度分の委託料と売上実績のかい離分を支援金として補助するため、9月21日の町議会において補正予算案として提案しましたが否決となったことから、運営するめむろ新嵐山株式会社は10月10日を以て事業停止となり、これを受けて町ではスキー場を含めた今シーズンの営業を休止することとなりました。

　今回「この冬もスキー場を少しでもやって頂ければ、なお良いと思います。」というご意見を頂きましたが、運営会社としては事業停止により営業できないため、他の民間事業者または町直営での営業が想定されますが、スキー事業の再開にあたっては、リフト運行およびゲレンデ整備に必要な技術者の確保や索道事業の許認可に係る事務手続きなど、一定程度の期間・時間を要するため、今シーズンの営業は極めて難しいことをご理解ください。

　今回の休業決定は、新嵐山の魅力や資源を無くそうと決めたわけではありません。今後も町民をはじめとした多くの皆様と意見交換や協議の場を設けながら、新嵐山の在り方について検討してまいります。