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受理番号
140
受理日
令和6年10月30日
分野
産業観光[農林畜産業]
発信者
80代男性
内容
貴町に増えている大規模個人農業の第三者による包括的継承は難しいが、耕作放棄地化を防ぐには複数農家による継承ができる体制の構築ができればと思う。新規参入者を増やすには規模によらない複合業態農業者の育成が欠かせない。業態の多様化提案で多くの新規参入者を誘致し育成できれば複数人での大規模農業の同時継承体制が構築できる。業態提案に協働作業になじむ業態を織り込めば、個人の孤独や大病への不安の解消で余裕のある継承ができるだろう。例えば、野菜栽培と畜産業の複合化なら耕畜複合で作業の効率化が進む。当初は肉用牛肥育特化の独立を担保できる共用放牧場付き合同牧舎の区分貸し提供で試したい。放牧時期は当番制で、厳寒期の牧舎内での飼養は個々の配合飼料による個性ある肥育作業に加え、給餌・衛生作業の協働化で休日も取りやすい。中小規模での新規参入者の定着ができれば複合化に満足していない大規模経営への継承希望者も輩出できるだろう。一方、中小規模で生計を維持できる新規参入者も過大な債務を背負っていなければ貴町に欠かせない人材として永住してもらえるでしょう。
回答日
令和6年11月13日
回答者
農林課農林企画係
内容
芽室町における農業経営は家族経営が中心であり、近年は法人化する経営体も増え、複数の農業者で構成された法人も営農しております。経営の継承については、ほとんどが家族間での継承となっています。
また、地域の農業者が離農される場合には、主に経営規模拡大意欲のある周辺の農業者が、借入れや売買により農地を引継いでいく状況が多く、大規模経営に対応する機械化も進んでおり、現在のところ耕作放棄地は町内には無い状況です。
しかしながら、町といたしましては、今後も継承者の不足などにより、耕作放棄地が発生しないとは限らないことから、新規就農や第三者継承、法人での雇用など、様々なニーズに応えるための受け皿として、町、JA、農業委員会、農業者などで構成する組織を設置し対応にあたっています。
今後においても、いただいた御意見を参考としながら、引き続き関係機関と連携し対応してまいります。
芽室町役場 政策推進課
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