内容

全国的にラーケーションの導入を前向きに捉える動きがあります。
ラーケーションとは、「ラーニング（learning：学習）」と「バケーション（vacation：休暇）」を組み合わせた造語で、子どもが保護者や家族とともに、学校外で学びを目的として休暇を取得することを指します。
もちろん学校での学びは大切ですが、それだけでは得られない体験がラーケーションにはあると考えます。
今の時代の新たな選択肢として、子育て支援に力を入れる芽室町だからこそ、率先して導入してみてはいかがでしょうか？
子どもの心を豊かにする機会を積極的に作っていく町にしたいです。

内容

　子どもが家族と校外学習を行うために学校を休むことができるラーケーションは、学校だけでは体験できない学びなどを深めることが期待されており、道外では幾つかの自治体で導入されております。
　ラーケーションの導入によって、働く保護者が子どもたちと過ごす時間が増えることや、子どもの新たな学習機会の創出につながるなどのメリットが期待されている一方で、様々な家庭の事情により、ラーケーションの制度を活用できる子どもとできない子どもが混在し、家庭の状況により不平等が生じたり、ラーケーションを利用した日数分、子どもの学習に遅れが生じたりするなどの課題も指摘されております。特に「ラーニング」と「バケーション」の中身を両立させることが肝要であると考えます。
　このようなことから、現段階では本町においてラーケーションの導入は考えておりませんが、今後、道内外の自治体における取組状況なども参考にしながら、必要に応じて検討して参りたいと考えております。