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役場からの情報

現在地

  • 小中学校の統廃合について(20)

投稿内容

受理番号

079

受理日

令和8年6月29日

分野

教育[施設]

発信者

50代男性

内容

小中学校の統合について
先週末6月20日の新聞誌面に、『町教委方針として、小中学校を統合する方針を固めた』との記事が掲載されたことに驚いています。
5月13日、6月17日と2回にわたって開かれた、次期芽室町小中学校配置計画に係る説明会において、町民、保護者から賛否を含むさまざまな声が飛び交う中、統合について納得がいかない、統合となった際、統合に至るまでの子供達に対する対応について様々な不安に対する質問や要望の声が上がっている中、それに対する何の回答、対応もなく、ただただ「学校統合時期と統合先に対する案を了承いただきたい」というものでした。
教育委員会からの「地域や保護者の声を可能な限り聞き、尊重しながら判断してゆく」との言葉とは裏腹に、何も策を講じない状態の児童数の推移のみに基づく学校配置計画ありきで南小学校の統合時期と同時に行うことで効率的に実施しようとの意図で動いているとしか受け取れない進め方です。
この容認できない進め方に異論を唱える方々の質疑が3時間近くに及ぶ中、終わりの見えない説明会に、一旦区切りをつける形で閉会となったにもかかわらず、住民納得の上で方針を決めたかのような新聞記事が掲載されるのは非常に遺憾です。
地方の過疎化や少子化が進む中、町の存続、発展のカギにもなる子育て世代の流入、定住による人口増加の促進は必要不可欠なものであると考えます。
少子化や核家族化により、小さな家庭、家族のコミュニティーで育った子供が、小学校、中学校、に上がる際の人数のギャップや、先生対生徒数のギャップなどにより不登校となっている児童が増えているなか、多様な特性を持った子供達がそれぞれの特性に合った学校を選択できるような教育環境づくりは町の魅力づくりにつながると個人的には思っているのですが、町や教育委員会は今後の芽室町の教育環境づくりに対してどのような構想をお持ちなのかを伺いたく、ご回答お願いいたします。

回答内容

回答日

令和8年7月8日

回答者

教育推進課教育総務係

内容

 このたびは、上美生小学校・中学校に係る次期芽室町立小中学校配置計画案(以下、配置計画案という。)について、ご意見をお寄せいただきありがとうございます。保護者の皆様や地域の皆様が、子どもたちの将来を見据えた教育環境について熟慮されていることを、教育委員会としても強く感じております。
 さて、配置計画案の策定に際しまして、計画期間内において新たな複式学級編成が見込まれる地区の皆様とは特に丁寧に協議を進めてきたと認識しており、上美生小中学校区はそのひとつであります。
 令和4年度から今日まで、説明会や意見交換会、アンケートなど、さまざまな形で皆様の声を伺ってきました。また、出生数の減少に基づく児童生徒数の急激な減少推計や、上美生小学校の本年度の入学児童が1人、来年度も1人となるとともに、上美生中学校が令和10年度に複式学級編成となる見込みのなかでも、結論をもって説明するのではなく、地域の意向を最大限尊重する姿勢を崩さず、協議を進めてまいりました。
 一方、上美生小学校、上美生中学校の未来について、教育委員会として目指していた地域の総意としての合意に至らないなかで配置計画案に盛り込むこととなった事実は、真摯に受け止めております。
 学校の存続か統合か、さらに、統合の場合の時期や統合先の判断においても様々なご意見があり、地域全体の総意をおまとめいただくことは非常に難しい状況でした。
 そのような中においても、保護者の皆様が意見の取りまとめに奔走いただき、要望書や回答書を提出いただきました。保護者間でも様々な意見がある状況は承知するところですが、教育委員会としては、子どもたちの最良の教育環境、学校生活への不安や希望を日ごろから受け止め、最も身近で応援する保護者の代表から提出された「統合」の要望書を第一に尊重すべき声と捉えるとともに、現配置計画に掲げる基本方針との整合等を総合的に判断した上で、配置計画案策定の諮問機関である「芽室町学校教育推進協議会」にお諮りし、本配置計画案を策定しております。

 改めて、上美生小中学校区における協議経過を整理しますと、以下のとおりです。
 令和4年12月19日から令和8年6月17日までの協議経過

 このような約3年半にわたる協議の結果として、行き着いている現在であります。
 地域の皆様を始め、保護者の皆様の中には今もなお、異なるご意見があることは承知しておりますし、いただいてきたご意見のいずれも、子どもたちの教育環境を真剣に考えた上での貴重な提案でありますが、教育委員会としてはあくまで、地域や団体として取りまとめられたご意向を尊重する姿勢で臨んできておりますので、本配置計画案に対して賛成、反対それぞれのスタンスや個別意見に対して一つひとつお答えすることは差し控え、本回答をもって基本的な回答といたします。
 なお、本配置計画案の実現に向けた準備や具体的な取組においては、保護者の皆様を中心に丁寧に説明し、情報共有を図りながら進めてまいりますとともに、関連する影響への対応に当たっては、町長部局関係課と連携し、地域の皆様と協議の上、進めてまいります。

 最後に、次の点については、追加説明させていただきます。
 6月20日の新聞報道につきましては、教育委員会が取材を依頼したものではなく、6月23日に開催された芽室町議会厚生文教常任委員会に係り事前に教育委員会が議会事務局に提出した資料が、20日に芽室町議会のホームページにて公表され、それを報道機関が独自に記事化したものであります。
 次に、「南小学校の統合時期と同時に行うことで効率的に実施しようとの意図で動いている」とのご指摘ですが、これまでご説明していますとおり、統合時期として令和10年度の提案理由は、上美生中学校において複式学級編成が生じる見込みであり、教育環境の大きな変化を踏まえたものですので、芽室南小学校と時期を合わせたものではありません。
 さらに「町や教育委員会は今後の芽室町の教育環境づくりに対してどのような構想をもつのか」については、次のとおりお答えします。
 今日、人口減少社会の到来、生成AIの利活用の本格化、及びグローバル化の進展などにより、この先の時代が極めて不確実で不透明な時代を迎えています。
 このようなことから、芽室町教育委員会においては、これからの時代が決して過去の延長ではないことを踏まえ、「子どもたちの個性や可能性を引き出し、自ら未来を拓く力を育む」教育行政を推進しているところです。
 具体的には、学校教育の基準となる学習指導要領を踏まえ、一人一人に応じた「個別最適な学び」と、みんなで学び合い高め合う「協働的な学び」の一体的な充実を図る中で、将来、子どもたちが先行き不透明な社会においても他者と協働しながら自立して生きていくことができるよう、その基盤となる資質能力を育むことを重視しています。加えて、自らを律しつつ、他者と協調し、他者を思いやるなど、主体性や社会性、多様性、寛容性を含めた豊かな人間性の育成などにも努めているところです。
 その基軸となるのが「3:7の学び」であり、「アウトプットが人を成長・進化させる」ことから、1単位時間で言えば、知識の理解などインプットが3以内、思考・判断・表現等が7以上とする授業づくりに各学校で取り組んでいるところです。
 上述のことや学校は小さな社会とも言われることなども踏まえ、今後の本町の教育環境のあり方としては、小・中学校とも単式学級を最低基準とすることはもとより、子どもたちの将来につながる教育に責任を持つ観点から、ごく少人数の学級ではなく、学年ごとの適切な学びや活動ができたり、クラス替えができたりすることのできる教育環境の保障に努めてまいりたいと考えます。
 したがって、次期学校配置計画(令和9年~16年)においては、後半4年間は、その先の展望期間とも位置づけ、次々期計画期間にあっては小・中学校とも町内1校ずつになる可能性も視野に入れた配置計画の検討も進めていく考えです。

お問い合わせ

芽室町役場 政策推進課
TEL 0155-62-9721(直通)
〒082-8651 芽室町東2条2丁目14

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