おはようございます。政策推進課です。
小雨の朝を迎えました。今朝の最低気温は8.8℃、日中の最高気温は11℃の予報です。
今日の一枚は、新嵐山に向かう途中の芽室町美生にある「松久園の母屋」の写真です。
この建物は、平成18年3月に、芽室町独自の視点で次世代に引き継ぎたい有形・無形の財産の中から町民が選定する「芽室遺産」として認定をされています。
この母屋が建てられたのは、大正6年（1917年）。
なんと、今年で103歳。
歴史ある重厚な農家住宅の造りは、中に入ると、時代をタイムスリップした感覚になります。
「糸ガラスを使ったふすま」「土壁の丸い窓」など、当時の技術でどうやって作ったのだろうと、昔の職人さんの腕と知恵が随所に散りばめられた想像力をかきたてられる歴史的文化遺産。
歩くたびに、きしきしと立てる音も、また味わい深い情緒を醸し出してくれます。
小さな改修はしているものの、基本構造は当時のまま残っているこの大正民家は、4代目となる現社長が受け継ぎ、これまた59年も続くニジマス料理を食べれる店として、令和の現在も103年の歴史を刻み続けています。
貴重な歴史を知ることができる「松久園の母屋」は、まさに芽室遺産にふさわしい威厳を感じさせられます。
今日は、少し肌寒い日となりそうです。体調管理に気を付けながら、元気いっぱい過ごしましょう。