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ニュースや新聞でよく見聞きする「地球温暖化」。地球温暖化への危機感から日本をはじめ世界各国でゼロカーボンへの取り組みが進められています。では、なぜゼロカーボンへの取組みを進めなければならないのかを紐解くために、地球温暖化とは何か、そしてなぜ気温が上昇すると問題なのか、次のとおり解説します。
地球の表面にある大気には、二酸化炭素等を含む「温室効果ガス」が含まれています。この温室効果ガスの効果により、地球上から宇宙に放出されてしまう熱をとどめることができ、地球の気温が保たれていました。しかし、この温室効果ガスの濃度が上がることにより、宇宙に放出されるはずだった余分な熱が、地球にとどまり続け、地球の気温が上昇してしまう現象を地球温暖化といいます。
温室効果ガスは産業革命以降、人間の産業活動によって増加を続けてきました。この影響により、地球の平均気温は19世紀後半と比較して約1.09℃上昇しているという研究結果が示されています。また、このまま対策をせずにいた場合には、21世紀末には3.3~5.7℃の気温上昇が予測されています。
平均気温上昇の影響は異常気象等となって表れており、今後さらなる気温上昇が起こった場合、影響も大きくなっていくことが見込まれます。こうした異常を抑えるためにも、これ以上地球の気温が上がらないように対策をしていく必要があります。そこで2015年に、地球温暖化の原因である温室効果ガスを抑制し、気温上昇を約1.5℃に抑えるという世界的な目標「パリ協定」が採択されました。
そのような中、日本においては、2020年10月、内閣総理大臣所信表明演説において、2050年までにカーボンニュートラル(ゼロカーボン)を目指すことが表明されました。カーボンニュートラル(ゼロカーボン)とは温室効果ガスの排出量と森林等による温室効果ガス吸収量を差し引きゼロにすることを指し、芽室町においても様々な取組みにより2050年カーボンニュートラル(ゼロカーボン)を目指します。
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