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更新日:2024年07月17日
芽室町では、「DよりもXが大事」を合言葉に、令和5年度からまずは X の部分である「すべての業務の見直し=業務棚卸」の取り組みから DX を始めました。全係とDX担当とのヒアリングを通じて、すべての係が1つ以上のDXに取り組んでおり、これを1係1DX としています。
全係とのヒアリングを行った結果、全体傾向が見えてきました。一つ一つの項目は、一見するとその部署特有のものに見えますが、分析すると部署間の関連性も見えてきて、その関連性を可視化することで、無駄なく検討できるのではないかと考えました。
1係1DX取組項目まとめシートの公表までに、次のような経過で、全庁的な議論を展開してきました。
令和5年度から政策推進課内に、担当参事と担当者が配置されました。
(自治体DX全体手順書 ステップ2)
一般社団法人構想日本様のご協力(委託事業)のもと、4課から4つの業務を抽出し、業務の棚卸を実施するとともに、業務棚卸の手法を学びました。
(自治体DX全体手順書 ステップ0、ステップ1)
業務棚卸の手法を学ぶとともに、芽室町全体のDXに対する機運醸成と、BPR(ビジネスプロセス・リエンジニアリング)の手法を学びました。
BPRとは、業務本来の目的に向かって、既存の業務や制度の在り方を抜本的に見直し、再構築することで、この研修では、現状と理想の姿からそのギャップを明確にし、課題を設定する「As-is/To-beのフレームワーク」を学びました。
芽室町では、この「As-is/To-beのフレームワーク」を「理想のカレーライスを作る」ことに置き換えて学んだため、「カレーライスシート」と呼び、取り組みを進めてきました。
この研修は、総務省の地域情報化アドバイザー制度を活用し、アドバイザー(当時)の山形巧哉様にお願いしました。
(自治体DX全体手順書 ステップ0、ステップ1)
芽室町においても、人口減少や少子高齢化が進む中、今後さらに多様化・複雑化する住民ニーズや、それに併せて高度化する業務に対応し、持続可能な行政運営を行いながら、住民満足度を高めていくためには、デジタル技術を有効活用したDX(デジタル・トランスフォーメーション)の推進が求められることから 、芽室町DX推進ビジョンを定めました。
令和6年度からの3か年を計画期間とし、芽室町総合計画後期実施計画の実現をDX推進により補完していきます。
基本理念を「いまいるところがあなたの芽室町役場」とし、
3つのミッション「①住民の利便性の向上 ②行政運営の効率化・高度化 ③確かな安全と安心」により構成します。
(自治体DX全体手順書 ステップ0、ステップ1)
すべての係が自分ごととして、DXの推進に取り組むため、まずは取組みの効果を実感しやすいと考えられる業務について、2週間かけてすべての係とヒアリングを実施しました。
ヒアリングは、デジタルの活用により、例えば「ペーパーレス化」につながり、結果的に環境負荷の低減にもつながるというように、芽室町でDXと並行して取り組んでいるゼロカーボンの動きと非常に親和性が高いことから、DX担当とGX(ゼロカーボン)担当と合同で実施しました。
ヒアリング後、内容を議事録にまとめ、全係に共有し、次のステップ「カレーライスシートづくり」に移ります。
(自治体DX全体手順書 ステップ0、ステップ3)
ヒアリング内容をベースに、すべての係が一つ以上のカレーライスシートを作成しました。
シートづくりでは、令和5年9月に実施した芽室町BPR研修を活かし、取り上げた業務について、「現状」に対して、「あるべき理想の姿」を描き、その間にあるギャップを「問題」として捉え、その問題を解決するために取り組むべきタスクを「課題」として整理しました。
(自治体DX全体手順書 ステップ3)
提出されたカレーライスシートをベースに再度、すべての係とヒアリングを実施しました。
結果、52ある係から、合計で113件の取組項目が提案されました。
DX担当では、これらのヒアリング内容を取りまとめ、ページトップの「芽室町1係1DX取組項目まとめシート」を作成しました。
(自治体DX全体手順書 ステップ3)
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