現在地
まちづくりの基本目標
第5期芽室町総合計画では、これまでのまちづくりの成果と特色を引き継ぐとともに、まちの将来像を実現するための5つの基本目標を設定し、町民一人ひとりがまちへの愛着と誇りを持ち、ともに支えあい、いきいきと暮らし輝き続けられるまち「めむろ」を実現し、それを次の世代につなげていくことを目指します。
社会情勢や課題を的確にとらえ、足腰の強い農業振興及び地域林業の推進を図り、地産地消や食農教育を進め、地場産農畜産物の消費拡大、食の安全・安心に対する意識啓発、観光・交流の促進について推進します。
さらに、雇用の場の拡大やまちなかの再生、地域内経済循環などの課題に対し、中心市街地の賑わいづくりを進め、観光拠点・観光基盤の整備、地域資源を活かした観光振興、企業誘致など総合的な取組を進め、農業を軸とした活力と賑わいのあるまちづくりを進めます。
子どもたちが生まれ育った郷土を知り、豊かな心を育むため、地域とともにある学校づくりに取り組むことで未来を生きる人材の育成を図り、各種支援や特別支援教育、学校環境施設などの充実により、さまざまな場面で子どもたちが常に学びやすい環境づくりを進めます。
また、一人ひとりが豊かな人間性を育みながら、生涯を通じて学べる生涯学習環境を整え、郷土学習の充実などを図り、町民が生涯にわたり、気軽にスポーツを楽しみ、いきいきと暮らせる環境づくりを進め、文化・スポーツを通じた人づくりを推進します。
誰もが住みなれた地域でいきいきと暮らすために、健康づくりの普及・啓発や相談体制の充実、地域医療体制の充実を進めます。
また、妊娠から出産・育児まで安心できる支援体制を整備し、地域全体で子どもが幸せに育つまちづくりを進めるとともに、高齢者の健康づくりや生きがいづくり、介護が必要な方がサービスを受けられるような支援体制や基盤整備を進めます。
すべての人が年齢や性別、障がいの有無などに関わりなく、互いの人権を尊重し、個性と能力を発揮することができる活力ある誰もが自分らしく暮らせるまちづくりを進めます。
本町は平成28(2016)年の台風により甚大な被害を受けました。その経験を踏まえ、本町の災害対応の検証に基づいた防災体制の強化を推進します。
また、地域全体で防犯や交通安全などの活動を進めるとともに、消費者被害の未然防止に努め、安全・安心のまちづくりを進めます。
本町の豊かで美しい自然環境と景観を次世代へ継承していくために、環境の保全や美化活動、緑化事業や公共サインの整備を推進するとともに、環境に配慮した資源循環型社会の実現に向けたまちづくりを進めます。
町民が主役となったまちづくりを進めるため、町が持つ情報をわかりやすく町民に伝え、町民と行政が双方向で積極的な情報伝達を実現し、多くの町民がまちづくりに参加できる多様な参加機会を確保します。
住民がふるさとへの愛着や誇りを持ち、町への愛着や誇りの醸成、まちに住みたい・住み続けたいという移住・定住の受入体制を確立します。また、国際・地域間交流を通じた人材育成を図り、交流を通じた情報の連携をまちづくりに活かします。
芽室町総合計画実行計画の公表について
芽室町総合計画は、基本構想、実施計画、実行計画により構成されています。
実行計画とは、実施計画を具現化するための具体的な計画で、毎年度向こう3ヵ年の主要事業等について策定するものです。(策定年度の翌年から3ヵ月の計画)
令和元年度から、策定したすべての実行計画調書を公表しています。
なお、これはヒアリング段階の計画であり、記載どおりの事業を実施することが確定したものではありませんので、ご注意ください。