内容

道の新型コロナ発生状況のweb上では、感染者の帯広市、音更町、幕別町、清水町は市町村名を公表しているのに、なぜ、芽室町は公表しないのか理由を知りたい。
市町村名だけを公表しても個人情報を侵害するものではなく、住民に警戒心を持たせることで感染拡大の予防になる。公表した方が良い。すでに芽室町で感染者が町民や芽室公立病院から発生している噂は広まっている。こんな不安を住民に持たせて、住民の命を守るとは言えない。

また、  厚生労働省から地方に公表されている「7つ取組で2.検査体制の抜本的な拡充●市区町村が行う一定の高齢者等リスクの高い方が希望する検査への 国の支援●地域の関係者を面的に幅広く検査し感染拡大を防ぐ対策」を、芽室町として積極的に取組む姿勢が欲しい。
北海道内の感染拡大で「住民は不安でいっぱいである」ことを考えて欲しい。
そのためにも、国から支援を活用して、積極的な芽室町としての姿勢を住民に示して欲しい。

内容

12-1（企画財政課広報広聴係）
北海道が公表している新型コロナウイルス感染症発生状況のウェブサイト上で、芽室町の市町村名をなぜ公表していないのかというお声ですが、当該ウェブサイトに掲載される内容は、感染者ご本人が同意した内容のみが掲載されることから、仮に町民の方が感染した場合でも、ご本人が同意をされない限りは、市町村名が公表されることはないことをご理解ください。
他の市町村でも、その市町村の職場や学校等で感染が確認され、発表があったにもかかわらず、その市町村からは発表がないという事態が起こるのはこのためで、役所・役場においても一般の皆さまと同じタイミングで情報を得ていることが多いのです。
なお、「芽室町役場」で感染者が確認された場合には、「職場として」感染を公表し、町民の皆さまに対応をお知らせするよう準備をしておりますので申し添えます。

12-2（保健福祉課保健推進係）
ご提言のあった「市区町村が行う一定の高齢者等リスクの高い方が希望する検査」及び、「地域の関係者を面的に幅広く検査し感染拡大を防ぐ対策」は、感染対策として実施される行政検査（医師が必要と判断した方、濃厚接触者の方等を対象として実施）が、迅速かつスムーズに行われることが前提となります。
これらの検査・対策は一定の効果があると予測される一方、懸念される点として①検査機関などが十分に整備された地域でなければ、体制の構築が困難であること、②一自治体が実施したとしても、社会的な人の移動がある限り広域的な感染防止につながっていかないこと、③一人当たりの検査回数や頻度の上限設定が困難であること、④検査費用が一人当たり20,000～25,000円程度と高額であり、事業費が相当規模になること、などが挙げられます。
これらのことを総合的に判断し、現段階では町独自で検査費用を助成する予定はありません。